
過去何度も香港に行っていますが、いつも空港でSIMカードを買っていました。しかし、空港に着いてからSIMカードを探して、それからSIMカードを入れ替えて設定して…と、若干時間が掛かるので、その時間がもったいないなと思っていました。なので、今回は事前に日本でSIMカードを買ってから行くことにしてみました。それがとても快適だったので紹介したいと思います。
香港で使えるSIMカードの購入
購入したのは『CMHK(China Mobile Hong Kong、中國移動香港)』の香港4日プリペイドSIM。Amazonで650円でした。Amazonには他にもSIMカードがありますが、香港2泊3日でマカオや中国には行かないのでコレにしました。SIMサイズは、通常、micro、nanoの3サイズを選べる切り取り線付きのもの。私はiPhone 6sなので問題なし。1日のデータ利用量は1GB。日本で使っていて月に3GBも使わないので、こちらも大丈夫でしょう。SIMカードには有効期限があるので注意してください。購入したSIMカードの有効期限は2018年6月30日まででしたので、こちらも問題ありません。

購入したCMHKのSIMカード

丁寧に日本語のマニュアルが付いていました
CMHKのSIMカードの設定方法
CMHKのSIMカードは以前にも使っていたので、少し手間取ったものの、無事に設定できました。機内でSIMカードを差し替えて、着陸後に設定するという感じでした。どこで手間取ったかと言うと、APNの設定です。日本語の説明書には、自動で設定されると書かれていましたが、私の端末では手動で設定しないと使えませんでした。実は以前にも同じところで手間取ったので、今回も同じだろうと思ったのですが、iOSのアップデートによって設定項目の場所が変わっていて、探すのに苦労しました。ですので私と同じように迷っている人のために、iOS11での設定項目の場所をスクリーンショットで紹介しようと思います。
1.設定のモバイルデータ通信を開く
iPhoneの設定をタップして開きます。歯車アイコンのやつです。設定を開くと上のほうに『モバイルデータ通信』という項目があるので、そこをタップします。

モバイルデータ通信をタップします
2.通信のオプションを開く
次に『モバイルデータ通信』内の『通信のオプション』をタップします。

通信のオプションをタップします
3.モバイルデータ通信ネットワークを開く
次に『通信のオプション』内の『モバイルデータ通信ネットワーク』を開くのですが、ここで私はつまづきました。というのも、普段日本で使用しているときは『モバイルデータ通信ネットワーク』という項目が存在しないからです。手動で設定をされる方は注意してください。

モバイルデータ通信ネットワークをタップします
4.APNを設定する
『モバイルデータ通信ネットワーク』をタップすると、APN等を設定できる画面になるので、そこでAPNに『cmhk』と入力します。ユーザ名とパスワードは空欄でOK。以上で設定は完了です。

APNに『cmhk』と入力します
まとめ
Amazonで購入したCMHKのSIMの設定方法をご紹介しました。設定項目の場所さえわかってしまえば、非常に簡単に香港で使うことができますので、上で紹介した方法を参考にしてみてください。
- AmazonでSIMを購入
- 機内でSIMを差し替え
- 着陸後(スマホが使えるようになってから)に設定
以上の3ステップで、高いローミング代を払うことなく、到着後の時間を無駄にすることもなく、簡単に香港でiPhoneを使うことができます。料理や風景をインスタやフェイスブックにアップしたり、おすすめのレストランを探したり、MTRの乗り換えを調べたりなどなど、ストレスフリーにできるのでSIMフリーのiPhoneをお持ちの方は、是非トライしてみてください。