
2017年5月21日、香港で日本人が経営するパン屋「Bread Plus 麵包·家」が移転を余儀なくされたことに対して、付近の住民らから惜しむ声が上がったと、香港のアップルデイリーが報じました。なぜ移転することになったのか、「Bread Plus 麵包·家」とはどんなパン屋なのかを調べてみました。
引用:https://m.facebook.com/BreadPlus.2011
なぜ移転することになったのか
政府が営む公営住宅群のひとつに天馬苑という場所があり、そこの天馬苑商場の中に「Bread Plus 麵包·家」はありました。このほど、天馬苑商場のオーナーが変わったそうで、全面的な改修が決まりました。昨年末、改修工事のために半年以内の立ち退きを勧告されたそうです。3月からは管理費の大幅な増額が始まったことによって、来月末までには天馬苑商場のすべてのお店が出ていく見通しとのこと。
改修後には賃料などが大幅に引き上げられるとみられており、同じ場所で再びお店を開くことは難しいとのことで、「Bread Plus 麵包·家」は別の場所に移転をして営業を続ける予定だそうです。
「Bread Plus 麵包·家」はどんなパン屋?
「Bread Plus 麵包·家」は先程も書いたように、天馬苑商場の中にあります。MTRの樂富駅から、ミニバスまたは、タクシーで行くような場所にあり、日本人観光客はなかなか行かないような場所にあるようですね。
「Bread Plus 麵包·家」は極々普通のパン屋で、地元の人が毎日食べるパンを買いにくるようなお店みたいですね。「Bread Plus 麵包·家」のパンは、天然無添加で作っているそうで、そんなこともあってか、地元の住民からも人気があったみたいです。天馬苑商場での最後の営業日には、店の壁一面に「Bread Plus 麵包·家」を支持する言葉が書かれた紙が貼られていたそうで、地元の人々に愛されていたことが分かって何だかうれしくなります。
ちなみに、Facebookページもあるので、そこで最新情報を得られるかもしれません。Faebookページには公式サイトと思われるURLが書かれていますが、今現在、アクセスできません。
来月移転先でオープン?
そんな「Bread Plus 麵包·家」ですが、Facebookを見ると来月の6月10日に移転先でオープンするようです。中国語が読めないのでGoogke翻訳ですが、場所は九龍城城南道71號で店名が「BREAD YARD」になるのかな?間違っていたらすみません。
九龍城城南道71號はこちらです。

新しい店名は「BREAD YARD」?
引用:https://m.facebook.com/BreadPlus.2011

今までの感謝の言葉とともに、新しい住所と6月10日にまた会いましょうとも
引用:https://m.facebook.com/BreadPlus.2011