
オクトパスカードをご存じでしょうか。日本にはSuicaやPASMOといった、電車やバスなどで使えるICカードがありますが、香港で使えるICカードがオクトパスカード(八達通)です。そんなオクトパスカードの買い方や使い方、チャージ方法などを紹介します。
引用:http://www.octopus.com.hk/cardreplacement/tc/
オクトパスカードについて
オクトパスカードとは、日本のSuicaやPASMOのようなICカードで、MTRやトラムの運賃、コンビニやスーパーなどの支払いができます。タクシーや一部のミニバスでは使えません。
オクトパスカードにはSold Tourist Octopus cardと、On-loan Octopus cardがあり、Sold Tourist Octopus cardは買い切りタイプでHKD39、On-loan Octopus cardは返却できるタイプでHKD150(うちHKD50がデポジット)です。さらに、腕時計タイプやキーホルダータイプなど、カード以外の形状のものがあったり、ガンダムやサンリオデザインのカードもあり種類豊富です。
MTRやトラムでの移動をメインに考えているなら、短い滞在でもオクトパスカードの購入をおすすめします。MTRはオクトパスカードをかざすだけで改札を通過できますし、トラムはおつりが出ないのでオクトパスカードが便利です。おつりが出ないからと今まで小銭を用意していた方も、オクトパスカードがあればトラム用に小銭を持ち歩かなくても大丈夫です。小銭も量が多ければ重くてかさばりますから、少しでも身軽にしたいところですね。
SuicaやPASMOに慣れている人には、オクトパスカードはすんなり使えると思います。オクトパスカードでスマートに香港を旅しましょう。
これがオクトパスカード(On-loan Octopus card)です。
こちらはSold Tourist Octopus card。デザインが異なります。
カードタイプ以外にも様々なデザインがあります。これもオクトパスカードなんです。
オクトパスカードの買い方
ここでは、On-loan Octopus cardで説明します。
オクトパスカードはMTR駅の客務中心(カスタマーサービスセンター)で購入できます。金額はHKD150ですが、そのうちのHKD50はデポジットなので、返却時に残高と一緒に戻ってきます。返却は客務中心でできますが、発行日から90日以内に返却する場合は手数料としてHKD9が掛かります。
オクトパスカードの使い方
オクトパスカードの使い方は簡単です。交通機関を利用するときは、日本と同じようにカードをかざすだけで利用できますし、コンビニなどでショッピングをするときも、レジでカードをかざすだけでOKです。
ガチャガチャでも使えるらしいです。
香港のガチャ。価格は商品ごとに異なり、オクトパスカードで支払い後に回す。100円をたくさん握りしめて回す日本のガチャより進んでいる。 pic.twitter.com/8KXdhRt0gF
— 板野 雅由 @ Tokyo (@dexter4620) 2017年3月3日
オクトパスカードのチャージ方法
チャージは駅かコンビニでできます。コンビニの場合は、店員にチャージしたいと伝える必要があるので、店員と話すのはちょっと…という人には駅のチャージ専用機でチャージするといでしょう。チャージ額はHKD50かHKD100のみです。
まとめ
オクトパスカードは本当に便利です。香港散策ではMTRが使いやすいですし、暑い時期に散策していると喉が渇くので、コンビニで飲み物を買う機会も多いです。そんなときにオクトパスカードがあれば、いちいち現金を取り出す必要がありません。海外で買い物をするときって、パッと見、小銭の額がわからないから面倒になってお札を出しちゃったりしませんか?その結果、毎回おつりをもらうことになって財布が小銭でパンパンなんてことはありませんか?オクトパスカードならそんな心配もないので、散策に集中できますよ。