
食の都香港で、たっぷりと香港グルメを堪能した後、いよいよ帰国の段となり空港へ。香港旅『最後の晩餐』を出国後の空港で食べる方も多いと思います。私もそうです。ギリギリまで香港グルメを堪能したいですからね。『大家樂』や『正斗粥麵專家』、『I LOVE 翠華』など有名なレストランがたくさんあります。でもどこも混んでいて、席が空くのを待つことも。でも、ちょっと足を延ばせば空いている場所があるのをご存じでしょうか。
第1ターミナルのメジャーなフードコート
まず始めにメジャーな方のフードコートから紹介します。『大家樂』や『正斗粥麵專家』、『I LOVE 翠華』などがある『EAST HALL LEVEL7(東大堂 – 第七層)』のフードコートです。チェックインカウンターが近いので、ご存じの方も多いと思います。ただ、チェックインカウンターが近いからか、混雑しています。席が埋まっていることも多く、空いている席を見つけてウロウロすることになると思います。
私は以前『大家樂』で注文して席を探してウロウロしていたとき、掃除の男性に「ここ空いてるよ」的にジェスチャーで案内されたことがあります。そのときは1人だったので少人数なら割と席も見つけやすいかもしれませんが、3人以上だと難しいかもしれません。
第1ターミナルのおすすめフードコート
私がおすすめするのは、人も割と少なく、席も見つけやすい『EAST TO WEST FOOD MARKET(食東西)』です。こちらはEAST HALLのLEVEL6になります。こちらのフードコートには、ミシュランに掲載されたこともある『鏞記』や『池記』の他、『太興』などがあります。

有名店もありジャンルも豊富

今回は食べませんでしたが太興も有名ですね
この『EAST TO WEST FOOD MARKET』は確かにおすすめではあるのですが、ここへ行くには少し歩かなければなりません。両サイドにゲートが並ぶ長い通路の先にあるのです。

この長い通路を歩く必要があります

この奥にフードコートがあります
私は今まで、「搭乗口からも遠いし、どうせ何もないだろう」と決めつけ、調べもせずに行きませんでした。しかし実際に行ってみると、フードコート以外にもショップもあるし、搭乗口に向かうエレベーターも近くにあって便利でした。食べた後に急いで長い通路を戻ることになるかな、と思っていたのが杞憂に終わって良かったです。
『鏞記』でローストグースを食べる
私はローストグースを食べたかったので『鏞記』に行きました。途中、大きな窓から飛行機が見渡せる開放的な場所を通ります。そこでここが混雑していないことがわかり、期待が高まります。

窓が近く開放的
しばらく歩くと『鏞記』が見えました。初めて来たのですぐには入らず、周りもぐるっと見てみました。隣には『池記』もありました。ワンタン麺が食べたいときには寄りたいと思います。
『鏞記』はお客さんも少なかったので、すぐに案内してもらえました。

お目当ての鏞記は空いていました

店内から撮った1枚
メニューを見て分かったのですが、おひとり様には向いていないお店かもしれません。ものすごくお腹が空いている男性なら問題ないと思いますが、基本、2人で食べるくらいの量のようでした。一番量の少ないローストグースのハーフ(HK$198)を注文しましたが、それでも結構な量でした。香港に来ると毎回満腹になるので、この日もそんなにお腹は空いておらず、食べ進むうちに苦しくなってしまいました。でも完食しましたけどね。
お腹が空いていないのに何で食事に行ったのかって?今回の香港旅でローストグースを食べていなかったからです。

ローストグース(ハーフ)とライス
お値段は少し高めでしたが、おいしかったです。味というのはある程度値段に比例するんですね。良い素材を使ったり、手間ひま掛ければ値段に反映されますからね。皮がパリパリで肉はジューシー。そこそこお腹いっぱいでしたが、おいしくいただきました。
まとめ
過去EAST HALLのフードコートを利用してイマイチだったので、以降、出国後の食事は期待していなかったのですが、『EAST TO WEST FOOD MARKET(食東西)』を見つけたので、今後はここを利用することになると思います。今までは、出国後はショッピングメインで楽しんでいましたが、これからは食事も楽しめそうです。ちょっと歩くことにはなりますが、ゆっくりと食事ができるのでおすすめします。